皆さん、こんにちは。
エクストラのYouTubeチャンネル、「TDSチャンネル」を運営しているTDSと申します。
とうとうCL愛知エクストラまで1ヶ月きりましたね!
今回の記事では残り少ない期間で何をしたらいいか分からない方や、
久しぶりにエクストラをやる方向けの現環境についての簡易解説を記載したいと思います。
この記事がCL愛知エクストラで勝ちたい方の力になれれば幸いです。
スケジュール管理について
結論からお話するとこれから練習される方は
下記のようなスケジュールで進めることをおすすめします。
- 1〜2週間→環境の把握と環境デッキの練度上げ
- 残りの期間→自主大会やエクバで覚えたことの確認(対面の動きが本当に通じるかなど)
CLまで約3週間、最初にやることは環境デッキの練度を上げることです。
今から新しいデッキを開発して対面を考えるは膨大なカードプールのエクストラではかなり危険です。
また、そのデッキがダメな時に保険がないのでは自ら負けに行くようなものです。
そうならないための保険として環境デッキの練度を高めましょう。
環境デッキは苦手なデッキはあるもののほとんどのデッキに対して強引に押さえつけられるパワーを持っています。
まずは環境デッキを使って、基本的な回し方、各対面どうすれば勝てるかの把握といった
少しでも勝率の高い環境デッキの練度上げや環境にどんなデッキがいるかを把握することに時間をかけることをおすすめします。
デッキ選択について
ここではデッキ選択の基準について記載致します。僕は下記のことを基準にデッキを選ぶようにしています。
【デッキ選択の基準】
- 再現性が高いこと
- 環境デッキに回答を持っているか
再現性が高いこと
予選だけで考えると7-1、8-0しないといけません。
実質1回しか負けは許されないってことです。
→もし1回事故を起こし、不利マッチを引いた瞬間2敗してトナメには上がれなくなります。
ここを超えるためにプレイヤー側には2つの選択肢があります。
1つ目は再現性の高いデッキ・中身を選択し事故を減らすことです。
不利マッチのデッキは当日シェアが少ないことを予想して、
そこには勝てないがそれ以外には安定して勝負できるデッキを選ぶ。
2つ目は再現性を少し落とす代わりに不利マッチに勝てるようにするデッキを選ぶこと
どうしても不利マッチのデッキが環境で当たる可能性が少しでもある場合は、
そこに勝てるようにすることで事故1回を許容できるようになります。
僕のおすすめは前者の再現性を大事にしたデッキを選ぶことです。
再現性を落とすということは勝てるはずの対面を落としかねないことにつながるためです。
迷ったら再現性が高いデッキ・中身を選ぶことをおすすめします。
環境デッキに回答を持っているか
環境デッキは当たり前ですけど、一番対面することになります。
予選で1アーキタイプ2、3回は当たる可能性が高いです。
ここの対策を怠るorそもそもかなりの不利をとっていると、
いくら再現性が高くてもあっという間に2敗します。
逆に環境デッキだけに強くてもダメです!
例えば、2024年の環境だとレジドラゴVSTARとルギアVSTARが環境に多くいました。
ここの2つに勝てるデッキを組んで1アーキタイプ2〜3回あたったとして、4〜6勝はできたとしましょう。
逆にそれ以外は3〜5回戦踏むことになります。
→環境デッキを意識しすぎて他のデッキの対策を怠ればあっという間に2敗どころか3敗ドロップすることになります。
そのためデッキには環境デッキを倒せることはもちろん、ある程度の有象無象を倒せるパワーが求められます。
結論
デッキ選択の基準は下記の2つを満たしている中身のものを選ぶことが好ましいです。
【デッキ選択の基準】
- 再現性が高いこと
- 環境デッキに回答を持っているか
エクストラの現環境について
ここではエクストラの現環境がどうなっているかについて記載致します。
各デッキの詳細については以前僕の書かせていただいた「エクストラ入門書!! 2025年最新版!!」を御覧ください。
今の環境についてはエクストラバトルの日の優勝結果および自主大会の結果から大きく下記の通りだと考えています。

※B評価のデッキは数があまりにも多いため抜粋しています。
今の環境はレジドラゴが圧倒的に強いです。
歴代最強のドラゴンポケモン達による対応力、アカマツの登場によって能動的に基本エネ加速がしやすくなったことにより、生半可なデッキでは太刀打ちできないレベルになりました。
さらに直近ではミラーを意識したメガトンブロー型が登場しました。

※直近の自主大会で多くの結果を出しているRyotaさん作成レシピ
しかし、直近の自主大会では黒馬の入賞が目立つようになりました。

※関西自主大会girafaリーグ 優勝 もときさん使用レシピ
※ご本人様曰くペパーとVIPパスはぜひ採用したいとのこと。
これはピッピexの登場・特殊エネルギーへのメタ耐性・レジドラゴ側が青天井要員のボーマンダが抜けてしまっていたことなどが原因だと考えています。
ここからCLまで大きく数は増やすことはないと考えていますが黒馬の使用率は去年より増えている可能性はあると考えています。逆にレジドラゴ側はCLでは黒馬にも対抗できるように構築の見直しがされ、シェア率は1位から揺るがないと思います。
一方、ドラゴンルギアは去年と比べキュレムの登場により苦手だった非exに対して強行プランが取れるようになりました。しかし、メガトンブロアーの存在によりアーケオス狩り+特殊エネ全破壊の壊滅プランが存在することが少し辛い印象です。加えて新スタジアム「ロケット団の監視塔」の登場によりドラゴ側の選択肢になったり、ルギアを苦手にしていたデッキが採用の余地が出てきたので去年よりかはほんの少し向かい風を感じます。それでもデッキパワー自体は高いので、CL当日のシェア率は高い方だと考えています。

最後にエヴォコン系統についてのお話をします。
正直、今年は去年ほど立ち位置がいいとは言えない印象です。
レジドラゴ側の研究も進み対策できる動きがあること、黒馬の復権、後攻1ターン目からのルギアのトライフロストが大きな要因です。とはいえギミック自体はかなり強力でA評価のデッキと遜色がないレベルであるとも認識しています。そのため参加される方は対策必須です。
ここまで色々述べてきましたが、
結論はメタやミラーの動きを理解したレジドラゴを握るか、他の環境デッキでレジドラゴを倒しに行くかです。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
CL愛知エクストラまで時間がありませんが、この記事が少しでも多くの方のお役に立てれば幸いです。
また、TDSチャンネルでは様々なエクストラのデッキや環境についての動画を投稿しているので、
よろしければチャンネル登録宜しくお願い致します。
加えて、TDSチャンネルでは少しでも皆様が練習や相談ができるように
Discordサーバーも運営しているので、よろしければそちらもご利用ください。
そこではフリー対戦での練習ができるだけでなく、各デッキの相談窓口もございます。
それではまたお会いしましょう!
ではでは!
コメント