ドラパルト解説

ドラパルトデッキとは

ドラパルトデッキとは、ドラパルトexのワザ：ファントムダイブを使ってダメカンを相手の場にばらまいて、
ヨノワールの特性：カースドボムやマシマシラの特性：アドレナブレインを使って一気に勝負を決めるテクニカルなデッキ。

デッキコード：FFVFVk-V3JTL5-vkkkv5

主要なポケモンたちを説明していくと

・ドラパルトex

HP320もあるドラゴンタイプのメインポケモン。
ワザ：ファントムダイブは、炎エネルギーと超エネルギーが必要ですが、200ダメージを与えながら相手のベンチのポケモンにも60点分ダメカンを乗せるというもの。
このベンチへのダメージは、技の効果になるのでシェイミ(はなのカーテン)やテラスタルの効果では防ぐことができません。
たった1回の攻撃で合計260ダメージを生み出すことができるのが強みです。

・ドロンチ(ていさつしれい）

特性：ていさつしれいが強力なポケモン。
ていさつしれいは、山札の上2枚を見てどちらかを手札に加え、加えなかった方を山札の下に送るというもの。
このポケモンがこのデッキの展開の要で、いかにこのポケモンをたくさん立てる事ができるかどうかにかかっています。
ドロンチの数がたくさんあればあるほど毎ターン手札を増やせるのでまずはこのポケモンをたくさん立てる事を意識してプレーするとうまくいきます。

・ヨノワール(カースドボム)

特性：カースドボムが強力なポケモン。
特性を使うためには、このポケモンをきぜつさせないといけないので、相手にサイドを取られてはしまいますが、ヨノワールは130ダメージ、サマヨールは50ダメージを出す事ができます。
この特性を使って、ドラパルトexのワザ：ファントムダイブのダメージを伸ばしていくことができます。
また、このデッキに採用されているカウンターキャッチャーとの相性が良く、わざと相手にサイドを取らせることでサイドが負けている状況を作って、カウンターキャッチャーが使える状況にすることもできます。

・スボミー

HPが30しかありませんが、ワザ：むずむずかふんが強力なポケモン。
むずむずかふんは10ダメージを与えながら、次の相手の番のグッズを封じる事ができます。
これによって相手の展開を遅らせながら、自分はドロンチのていさつしれいで手札を伸ばして準備するのが戦いの基本です。
このポケモンは、序盤に自分のポケモンが育ちきるまでターンを貰いに行くためのカードといったところでしょうか。

・ルチャブル

場に出ると使える特性：フライングエントリーが強力なポケモン。
ドラパルトexのワザ：ファントムダイブでは相手ベンチにいるHP70のポケモンを1回の攻撃で取る事が出来ませんが、ルチャブルを使うと10ダメージずつあらかじめ置いておくことによって60ダメージを与えてきぜつさせる事が出来ます。
また、HP210のポケモンexにも強力に働き、ファントムダイブで200ダメージを与えておくとベンチに下がった後に、ルチャブルの特性だけでサイドを取る事もできます。

・ガチグマ　アカツキex

ドラパルトexのファントムダイブだと200ダメージしかでなくて火力不足になりがちですが、このカードのワザ：ブラッドムーンで240ダメージを出すことができます。
ドラパルトデッキの性質上、相手にサイドを先行させることが多いのもあって相性がいいです。
ヨノワールの特性：カースドボムやファントムダイブであらかじめダメージを与えておいてから、このポケモンで終盤にゲームを決めるといった流れはよくある話ですね。

主要なポケモンたちは以上で、基本的にはドラパルトexのわざを軸にデッキが構成されているのがわかります。
つまり、このデッキはドラパルトexのファントムダイブを試合中に何回使う事ができるか？がカギになっていくのです。

・デッキの目標

このデッキは、ドラパルトexのワザ：ファントムダイブを何回も使う事を目標にしています。

・序盤はむずむずかふん！ドロンチをたくさん育てよう

序盤からテンポを取られてしまうとこのデッキは負けてしまう事が多いです。
そこで相手には少しでもゆっくり動いてほしいので、スボミーのワザ：むずむずかふんで妨害しつつ、ドラメシヤをドロンチに進化させていきましょう。
スボミーのむずむずかふんはエネルギーを切って逃げてバトル場に送り出すか、エネルギーがない時は、ラティアスexの特性：スカイラインで逃げる為のエネルギーを0にして使いましょう。
ここで、ジャミングタワーなどの妨害系カードと合わせてむずむずかふんが使えるとさらにいいですね。

・エネルギーを貼ってファントムダイブを打とう

相手がむずむずかふんで止まってくれている間にドラパルトexのワザに必要な炎エネルギーと超エネルギーをドロンチにつけて準備しましょう。（ルミナスエネルギー2枚では技を使う事が出来ないので注意！）
準備が出来たらドロンチをドラパルトexへ進化！ファントムダイブを使って攻撃を始めましょう。

・ヨノワール、ルチャブル、マシマシラを使ってサイドを取りきろう

ファントムダイブを打てたら後はサイドを取りきる事を考えます。
ヨノワールの特性：カースドボムを使って、相手ポケモンを倒しまくるも良し、ルチャブルを使ってファントムダイブのダメージを底上げしてくも良し、マシマシラを使ってトリッキーに攻めていくも良し。
みなさんの思うがままにプレーしてたくさんのポケモンを倒しに行きましょう。

・まずはここを目指そう

このデッキは後攻を選択します！
困ったらドロンチにたくさん進化させてエネルギーを貼ってファントムダイブ！ここだけ抑えましょう！

1ターン目
ポケモンをたくさん並べて準備！

なかよしポフィン等を使って、ドラメシヤを並べてバトル場にスボミーを出してむずむずかふんを目指しましょう。
ここで、スボミーをバトル場に送り出すためにエネルギーを貼るかラティアスexが必要なので注意しましょう。

2ターン目
ドロンチに進化して手札を整えよう！

ドラメシヤをドロンチに進化させていきましょう。
特性：ていさつしれいで手札を整えながら、ドロンチにエネルギーをつけていきファントムダイブを打つ準備を始めます。
また余裕があれば、ヨノワールの進化ラインもここら辺のターンから育てておくと後半が楽になるのでおすすめです。

3ターン目以降
ファントムダイブでサイドを詰めていこう！

ドロンチをドラパルトexへ進化させてファントムダイブを使います。
ここから攻め始めていきますが、終盤にガチグマ　アカツキexを使うケースがある事もお忘れなく。
基本的には、ドラパルトexでどんどん攻撃していって相手のポケモンを一気に倒していきましょう。

・上達へのアドバイス

2つだけポイントを解説。

・ダメカンの基本的な乗せ方

ドラパルトexのワザ：ファントムダイブはベンチに60ダメージ分を好きなように乗せるというもの。
この60ダメージの巻き方で勝負が決まると言っても過言ではありません。
基本的なダメカンの巻き方の指標はこんな感じです。

①HP60以下のポケモンは倒していく

進化されてしまうとファントムダイブで倒すことが出来なくなる為、チャンスを逃してしまいます。
早めに倒しましょう。(例：ポッポ、ヨマワル、シビシラス)

②HP90の1進化ポケモンには30ダメージずつ置く

進化先がHP90の時は30ずつのダメカンを乗せておくと後からファントムダイブで回収しやすいです。
また、HP100の1進化ポケモンにも40点をあらかじめ撒いておくと次のファントムダイブで倒せるので覚えておきましょう。

③HP200にする調整

たねポケモンexのHPは大体が210～240ぐらいなのでHPが200になるように乗せておくと次の番にそのポケモンをカウンターキャッチャーやボスの司令で呼び出して倒す事ができるようになります。

・相手の攻撃からエネルギーを守ろう
ネオアッパーエネルギー以外で1回のエネルギーを貼る行動でワザを打つ事ができません。
その為、ドロンチやドラパルトexについたエネルギーは本当に貴重です。
そのエネルギーを守らないと、ファントムダイブの宣言までがどうしてもターンがかかってしまい、そのままずるずると負けてしまう事もしばしばあります。
では、どうやってエネルギーを守っていくのか？
ここについてこの項目では、話していきます。

素早くドラパルトexへ進化してエネルギーを貼る

スボミーのむずむずかふんが打てている事を前提として話します。
むずむずかふんを打たれている相手は、グッズを使う事が出来ないのでベンチにいるポケモンを簡単に倒す事はできません。
しかし、ドロンチやドラメシヤといったポケモンはHPがどうしても低いのでボスの司令から倒されてしまう事もあります。
そこでドラパルトexにすぐに進化させてそのドラパルトexにエネルギーを集めると、倒されづらいHP320のポケモンにエネルギーを守ってもらえます。

エネルギーを1ヶ所に固めないで

エネルギーを1匹のドロンチやドラメシヤに集めてしまうと、そのポケモンがボスの司令などで倒されてしまうとそのままエネルギーのテンポロスで負けてしまう事があります。
なので、なるべくエネルギーを集めずに散らしてつけておくとこのリスクを抱えずに済むのでおすすめです。

これが出来れば、ドラパルトは1人前！頑張りましょう！

まとめ

今回は、ドラパルトの解説でした。
ドラパルトは意外と難しそうに見えて打つワザの種類が少ないので、慣れたら簡単に回せると思います。
相手に勝つために一番早くサイドを取りきれるダメカンの巻き方は？とか考えて見るとより楽しめると思うので、最初はゆっくりでも良いので考えて見ましょう。
自分でも意識してなかった一手が見つかるかもしれませんよ！

よき、ポケモンカードライフを！