【CL2026愛知May エクストラ優勝】こくばバドレックスVMAXの調整過程

みなさんこんにちは。ありぽけ(@Iy0cK)です。

先日開催された「CL2026愛知May」に参加してきました!
結果から言うと、自分自身は2-3でドロップという不甲斐ない成績でしたが、同じデッキをシェアしたチームメイトのヤスノリが見事優勝!!

自分のこと以上に嬉しい反面、やっぱりプレイヤーとしては悔しさもありますね。ただ今回の優勝で、自分たちがやってきた調整は間違っていなかったことを確認できたのは大きな収穫でした。

今回は、今の環境でなぜ「Tier3」とも言われる「こくばバドレックスVMAX」を選んだのかと、その裏側にあった調整過程と、ドラゴ一強環境に対する「隠し玉」について振り返っていこうと思います。

1. なぜ「こくばバドレックス」だったのか?

今のエクストラ環境を語る上で、避けて通れないのが「レジドラゴVSTAR」の存在です。直前の記事でも書いた通り、文句なしの絶対王者です。

実際、自分の記事や自主大会、箱争奪での動きを見ていた人なら「今回のありぽけはドラゴだろうな」と踏んでいたはず。
実際その通りで、本当に大会の前日までドラゴを回してリストを詰め、情報をかき集めていました。

そんな自分たちが、なぜわざわざTier3の「こくばバドレックスVMAX」を本番に持ち込んだのか。

理由はシンプルで、普通のこくばにはまず入らない、「レジドラゴを確実に仕留めるためのギミック」を形にできたからです。

それは、ディアルガGXの「タイムレスGX」を撃つことです。

何言ってるんだと思われそうですが、エクストラならこれが可能なんです。
「リーリエのピッピex」がベンチにいる状態で、超タイプのポケモンが「タイムレスGX」を使えれば、相手のドラゴを倒しながら追加ターンを獲得。そのまま一気に勝ちまで持っていけます。

そしてそれを可能にしたのが「ミミッキュ」です。

相手のレジドラゴVSTARが使った「りゅうむそう」をミミッキュの「まねっこ」でコピーすることで、自分のトラッシュにあるディアルガGXのワザを撃つ、という理屈です。
「タイムレスGXを撃った後のまねっこは、ひきさくしか撃てないから打点が足りないんじゃ?」という疑問もあると思いますが、なんとこのデッキには初動の「かがやくムゲンダイナ」が採用されています。こいつがトラッシュにいれば、追加ターンに「パワービーム」をコピーして200ダメージ出せるんです。

最初は自分たちも半信半疑で調整を始めましたが、これらを採用したことで対ドラゴの勝率は驚くほど改善されました。

もちろん、ドラゴをメタるだけなら他にも選択肢はあります。でも今回のこくばには、対ドラゴ性能はもちろん、テツノイバラやアローラライチュウといったデッキに対しても五分以上に渡り合えるポテンシャルがあることに気づきました。

正直、ダストアブソルだけは踏んだら終わりというレベルで勝てません。
でも、「今の環境、アブソルよりドラゴを踏む確率の方が圧倒的に高い。ならチーム全員で心中する価値はある」

そう結論づけて、今回このデッキを使うことに決めました。


2. チームでの調整過程

このデッキの原型がチーム窓に貼られたのは、2026年3月31日のことでした。

最初は「ダストアブソル」「レジドラゴ」「こくば」の3つのリストが提示されて、各自で研究をスタート。自分は主にドラゴを担当して、リストのブラッシュアップや情報収集を行っていました。練習会や自主大会でもずっとドラゴを回していたので、周りからも「ありぽけは今回ドラゴだな」と思われていました(笑)

転機が訪れたのは4月12日。 調整の中で、先ほど触れた「まねっこタイムレス」が対ドラゴに対してめちゃくちゃ強いという話になり、ここからは情報を漏らさないように内々に研究を重ねることにしました。

5月3日には、ほぼ最終版に近いリストが出来上がりました。 この段階では、苦手なアブソルを意識して「メガフラエッテex」の採用を真剣に検討したりもしていましたね。

実際に回し込んでいくうちに、より実戦的なポイントがいくつか見えてきました。

まず対ドラゴですが、「先にサイドを2枚取れればおおむね勝てる」という確信が持てたこと。
また、スタジアムについても従来多投されている「シンオウ神殿」より「スカイフィールド」を優先する判断をしました。クライマックスゲートを使った後にベンチが狭すぎて困る場面が多く、盤面を広げるメリットの方が大きいと感じたからです。 サポート配分も悩みどころでしたが、先にサイドを2枚とりやすくするために自分はずっと「グズマの2枚目が欲しい」と言い続けていました。

そして大会前日に「ソーナンス」よりも「リーリエのピッピex」の2枚の方が安定するという結論がでて、最終リストが完成しました。


3. デッキリスト

<優勝リスト>

<3/31時点のリスト>


採用カードと不採用カードについて

特徴的なカードに絞って簡単に紹介します。

採用カード

・マーシャドー
ボールから触れる点、スカイフィールドを割って盤面を整えられる点を評価しています。

・アンフェアスタンプ
オーロット&ヨノワールGXとの相性や、ドローソースとして優秀な点を評価して採用しています。
サブプランの「アンフェアスタンプ+ナイトウォッチャー」や「アンフェアスタンプ+ペイルムーンGX」も強力です。

・ゼイユ
先攻1ターン目「クライマックスゲート」の成功率を底上げするために採用しています。「霧の水晶」1枚からドローに繋がる点が優秀です。(霧の水晶 ➔ カプ・テテフGX ➔ ゼイユ)

・リーリエの決心
「博士の研究」とは違って手札を捨てずに山札を掘れる点が優秀です。対戦相手にこちらのギミックを悟らせないように手札を隠し持てるのが高評価でした。

・スカイフィールド
ベンチを広げるだけでなく、スカイフィールドを割ることでムゲンダイナをトラッシュに送ることができるので厚めに採用しています。

不採用カード

・ソーナンス
先攻でソーナンスをバトル場に出すよりも「クライマックスゲート」を使った方が強いのでリーリエのピッピex2枚目に枠を譲りました。

・ザオボー
スピード勝負でレジドラゴを上回れるため不採用としました。

・シンオウ神殿/パラレルシティ
シャドーミストでじっくり進めるプランはあまりとらないので不採用としました。

4. 当日のマッチアップと立ち回り

優勝したヤスノリのマッチアップ表を見せてもらいましたが、やはりレジドラゴとの対戦が多く(予選8戦中6戦!)、そこでしっかり練習通りのプランを通せたことが勝因だったようです。

詳細な各対面のサイドプランや、具体的な盤面の作り方については、優勝者本人のヤスノリがnoteで解説するとのことです。プレイングの細かいコツなどは、実際に回して勝ち切った彼の言葉が一番参考になるはずなので、ぜひそちらを読んでみてください。


5. 最後に

今回のCLは、自分自身の結果こそ2-3と不甲斐ないものでしたが、チームで協力して「これなら勝てる」という山を作り上げ、それが実際に優勝という形になったことは本当に嬉しいです。

正直、Tier3のデッキを持ち込むのは勇気がいりましたが、環境をしっかり読み解いて、自分たちの強みを信じて磨き上げれば今のエクストラでも十分にチャンスがある。それを証明できたのが、今回の一番の収穫でした。

自分も次はプレイヤーとして、皆さんに良い報告ができるようまた練習に励みます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

それではみなさん、良きポケカライフを~

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