はいどうも、みなさんおつかれーみん!
Toreca camp EMBERZのれーみんです。
国内ではJCS、海外ではNAICが終了し、2026シーズンも残すところWCSのみとなりました。
6月から8月にかけては、多くのプレイヤーにとって次のシーズンに向けたオフシーズンです。大型大会が少ないこの時期は、新しいデッキに挑戦したり、自身のプレイを見直したりする絶好の機会でもあります。
そんな中で、今おすすめしたいのがドラパルトexです。
「今さらドラパルト?」と思う方もいるかもしれません。しかし、ドラパルトexは単なる環境トップデッキではなく、ポケモンカードの基礎力を鍛えながら長期的な成長につなげられる非常に優秀なデッキだと考えています。
今回は、なぜオフシーズンの今こそドラパルトexを練習するべきなのか、その理由についてお話ししていきます。
9月から始まる2027シーズンに向けて、本記事が少しでも皆さんのポケカ上達の参考になれば幸いです。
なぜ今ドラパルトexを使うべきなのか
そもそも、なぜ多くの上級者が今なおドラパルトexを使い続けるのだろうか。
その理由のひとつが、プレイヤーの技術が結果に反映されやすいデッキであることだ。
ドラパルトexは高いデッキパワーを持ちながらも、カースドボムによるダメカン管理、サイドレースの組み立て、手札・山札のリソース管理など、細かなプレイングが勝敗に大きく影響する。そのため、使い込むほどプレイヤー自身の成長を実感しやすく、長期的な競技力向上にもつながるデッキと言える。
さらに、例年通りであれば来年1月にレギュレーション変更が実施され、ドラパルトexはそこでレギュレーション落ちを迎えると予想される。しかし、それまで残り約半年の期間を考えると、ドラパルトexが環境の第一線から姿を消す可能性は極めて低い。
実際に現在の競技シーンでは使用率が25%前後を推移しており、他の主要デッキに対して2〜3倍近いシェアを獲得している。今後も環境の中心として存在し続ける可能性が高く、練習した時間を無駄にしにくいデッキであることも大きな魅力だ。
ここまでは主に「自分がドラパルトexを使う側」の視点で話をしてきた。
しかし、ドラパルトexと対戦する際の勝率を上げる方法もまた、実際にドラパルトexを使ってみることだと考えている。
ドラパルトexはプレイヤーの技術や思考が反映されやすいデッキだからこそ、自分で触れて理解度を高めることで相手の狙いや次の一手をより正確に予測できるようになる。また、どのような展開やプレイをされると苦しいのかも自然と見えてくる。
「敵を知り、己を知る」という言葉があるように、実際に使ってみることは対策を深める上でも非常に有効だ。
一方で、ドラパルトexを使わない理由としてよく耳にするのが、
「今まで使ってこなかったから、今さら使い始めても昔から使っているプレイヤーにミラーで勝てない」
という意見である。
しかし、この話は前レギュレーションのサーナイトexやリザードンexでも何度も聞いてきた。
サーナイトexは約3年間、リザードンexやドラパルトexも約2年半にわたって環境トップ、あるいは環境上位として活躍を続けている。それにもかかわらず「今さら追いつけない」と敬遠し続けることは、見方を変えれば環境上位デッキを使う機会そのものを長期間放棄していることにもなる。
もちろん、経験者とのミラー戦で最初から互角以上に戦うことは簡単ではない。しかし、だからといって触らなければ、その差は永遠に埋まらない。
ドラパルトexを使うにしても、対策するにしても、一日でも早く触り始めることが何よりの近道だ。
オフシーズンである今こそ、結果を気にせず試行錯誤できる絶好のタイミングである。だからこそ私は、今こそドラパルトexを練習することをおすすめしたい。
流行のドラパルトを紹介
①ボムドラパ

言わずと知れた王道のドラパルトex。
日本国内では依然として高いシェア率を誇り、対応力という観点では現環境のデッキの中でも頭ひとつ抜けた存在と言える。
レギュレーション変更まで残り約半年となった現在、このデッキタイプが環境から姿を消すことは考えにくい。今後も環境トップ、あるいは上位デッキとして大会での有力な選択肢であり続ける事が予想される。
また、カースドボムを活用したサイドレースの組み立てやゲームプランの設計、それに伴う手札・山札管理など、ポケモンカードの基礎的な技術を学ぶ上でも非常に優れたデッキである。そのため、これからドラパルトexに触れるのであれば、まずはボムドラパから始めることをおすすめしたい。
近年の構築ではボスの指令を3枚採用するリストが増加しており、以前にも増して「裏呼び」の重要性が高まっている。一方で、ボスの指令を使うターンの余裕を生み出すためには、これまで以上にシビアなエネルギー管理が求められる点には注意が必要である。
環境によって細かくリストが変わっているため現時点での調整候補カードとしては
・ニャース2枚目
・ヨノワール2枚目、サマヨール2枚目
・ファイヤー(とうしのつばさ)
・夜のタンカ3枚目
・スタジアム配分(監視塔、ジャミング、危ない廃墟、ゼロの大空洞辺りから2,3枠を選択)
・ジャッジマン
・基本超エネルギー4枚目、基本悪エネルギー3枚目
等々、環境や好みに応じて細かく調整するのが良い。
②バシャドラパ

PJCS前頃から環境の変化により注目度が上がっているタイプのドラパルト。
PJCSでも、はるn、まく、あさきの「はるnチャンネル」メンバーが使用しベスト8にも輝いた。
強さの理由としてまず挙げられるのが、バシャーモの優秀なエネルギー加速性能。加えて現在のアビスアイ環境では、ドリュウズの登場やガルーラボックスをはじめとするたねex主体のデッキ、さらにカミツオロチを中心とした草タイプデッキが増加している。その影響で、それらに有利に立ち回れる高HPの炎タイプの価値が以前より高まっている。
従来の構築では、展開するポケモンの数が多いことによるベンチスペースの圧迫や、事故率の高さが課題だった。しかし、スタジアムにゼロの大空洞を採用することでベンチに余裕が生まれ、ドロンチの特性を活用した安定したデッキ運用が可能になった。
さらにヒカリの採用によって、序盤から中盤にかけての盤面形成が安定した点も大きい。特にドラパルトミラーでは、必要なポケモンを確実に並べられることが勝敗に直結するため、その価値は非常に高い。
選択カードとして挙げられるとすれば、リーリエのピッピexやふしぎなアメ3枚目を考慮に入れるのも良い。
③クラハンドラパ

海外環境で現在最も高いシェアを誇っているのが、このクラッシュハンマー型のドラパルトexである。
ドラパルトexを使う上で、「ファントムダイブを3回使えれば勝てる」という基本的な考え方をまず理解しておきたい。
ファントムダイブ3回分の総ダメージ量は、ワザの200ダメージ×3で600ダメージ。さらにダメカン6個×3回で180ダメージ分を自由に割り振ることができる。
合計すると780ダメージとなり、これは現代ポケモンカードにおいてサイド6枚を取り切るために必要とされるダメージ量を十分に満たしている。
では、その3回のファントムダイブをどう実現するのか。
大きく分けると考え方は2つある。
- サイド5枚分のエネルギーを供給し、ゲーム中に3体のドラパルトexを育成して3回攻撃する
- 妨害カードを活用してドラパルトexを1ターン生存させ、2体のドラパルトexで合計3回攻撃する
前者はきらめきの結晶やアカマツを駆使してエネルギー供給を行うプランだ。しかし、エネルギーを貼ることにリソースを割かれやすく、ダメカンを効率良くばらまくという本来のゲームプランを達成しづらい場面も少なくない。
そのため、現在主流となっているのは後者の考え方だ。妨害によって相手のテンポを崩し、ドラパルトexを生存させることで3回目のファントムダイブにつなげる構築が増えている。
そして、その思想を最も色濃く反映しているのがクラッシュハンマー型である。
クラッシュハンマーはコイン判定による不安定さこそあるものの、要所で1回成功するだけでもドラパルトexの生存ターンを生み出しやすい。結果として、勝ち筋である「ファントムダイブ3回」に大きく近づくことができる。
また、このデッキはドロンチ、ノココッチ、キチキギスexといった豊富なドローソースを採用しているため、クラッシュハンマーへアクセスしやすく、試行回数を稼ぎやすい点も評価されている。
調整候補としては、
- スボミー2枚目
- ニャース2枚目
- 夜のタンカ3枚目
- スペシャルレッドカード
- クセロシキ
- メイのはげまし
- スタジアム配分
などが挙げられる。環境に応じて細かな枚数調整を行うとよい。
おわりに
ここまで様々なドラパルトexの型や、その練習をおすすめする理由について紹介してきました。
ドラパルトexは決して簡単なデッキではありません。しかし、その分だけプレイヤーの判断や技術が結果に反映されやすく、使い込むほどに多くの学びを与えてくれるデッキでもあります。
また、現在の環境における高いシェア率を考えても、自分で使う場合はもちろん、対策する上でもドラパルトexへの理解は避けて通れません。
「今さら始めても遅い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、触らなければ理解度はいつまで経っても上がりませんし、逆に今日から触り始めれば、数か月後には確かな差となって現れます。
大型大会が少なく、新しいことに挑戦しやすいオフシーズンだからこそ、ぜひ一度ドラパルトexを手に取ってみてください。
この記事が皆さんの2027シーズンに向けたデッキ選択やレベルアップのきっかけになれば幸いです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
おつかれーみん!!


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